正座をしようとしても、お尻が落とせず、座骨と足がくっつかない。胡坐(あぐら)をかいても膝や腰が痛くなって座っていられない。
畳や座敷の飲食店で座ることが出来ずに、食事を楽しむどころではなかった・・・。
そんな経験をされたことのある方は少なくないのではないでしょうか?
膝を深く曲げる運動としては、
腹ばいになって膝関節を深く曲げて、踵がお尻に着くようにストレッチをしたり、膝の間にテニスボールを挟んで可動域を拡げるリハビリをしたりすることが多いようです。
太ももの付け根や膝の上あたりにツッパリ感があって、関節そのものは痛くないのに、どうにも膝関節が曲がらないケースがあります。
「膝関節が曲がる」という動きは「転がる」と「滑る」という二つの動きに分けてみることが出来ます。
このうち、深く曲げる最後の60度程度から「滑る」動きが主になりますが、この「滑る」動作がうまく働いていないことで正座や胡坐が出来ないケースが多いように感じます。
この場合、いくら太ももの付け根を揉んでみても、膝周りの大腿四頭筋の遠位をさすっても変化が見られにくいです。
では、どのようにすればよいかというと、腹這いになって、膝裏の固くなっているところの癒着を取り除き、動きを良くしてから、大腿骨遠位端の突起を固定しながら下腿を曲げることで膝関節を滑らせると深く曲げられるようになります。
内側と外側で動きが異なるので、それぞれの突起を別々に押さえた操作をそれぞれ行い、角度を変えながら複数回深い屈伸を行います。
この時、関節内で骨がぶつかる様な感覚がある場合には関節を壊すのでこの操作は禁忌です。
骨と骨が衝突するような抵抗感がない場合には、この施術により滑り動作が回復して、3回程度の施術で可動域が拡がるケースが多いです。
ご年齢が80歳を過ぎられ、正座が出来なかった方でも正座が出来るようになっています。
